大みそか恒例の『第64回NHK紅白歌合戦』（12月31日、後7：15〜後11：45　総合ほか）で初めて紅組司会を務めることになった女優の綾瀬はるか。本番が行われる東京・渋谷のNHKホール前で18日、司会者発表記者会見に出席した綾瀬は「柔軟に潔くやりたい」と抱負を語った。

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　綾瀬は、今年の大河ドラマ『八重の桜』（毎週日曜　後8：00　総合ほか）に主演し、9月末に1年にわたる全撮影を終えたばかり。ここ3年ほど、連続テレビ小説（朝ドラ）のヒロインが務めてきたが、「幕末と明治の激動時代を生き抜いた八重のごとく、力強く紅組を牽引してほしい」（同局）と抜てきされた。

　会見には、真っ赤なワンピースと同じ色のハイヒールで登壇。「緊張しています。嵐さんと有働さんに教わりながら音楽の素晴らしさを一緒に伝えていけたらいいなと思います」とその意気込みを表したが、白組司会を4年連続で務めることになった人気グループの嵐に「（生放送なので）時間がずれ込んだ時はどうするんですか？　すっ飛ばすんですか？」と質問し、嵐のメンバーを驚かせる“天然ぶり”を発揮。

　櫻井翔は慌てて「もともとあったご紹介の文章を調整したりしますけど、すっ飛ばすことはないです」とアドバイス。松本潤も「（頭が真っ白になってしまった時は）うちの櫻井くんが助けてくれると思いますよ、たぶん」とフォローし。「力を合わせて、支え合いながら司会進行できたら」（櫻井）とお互いの健闘を誓っていた。

　今年のテーマは「歌がここにある」。放送時間は、一昨年、昨年と同じ歴代最長タイとなる4時間半（5分間のニュース中断含む）の長丁場で、テレビ放送60年の年を、日本を代表する歌手たちの熱いステージで締めくくる。これまでの対戦成績は紅組29勝、白組34勝。